日経平均株価10日続伸 27年3か月ぶり
急激な円安が進み、東京外国為替市場で28日、円相場が1ドル=124円台をつけた。これを受けて東京株式市場は10日連続で値を上げた。
東京外国為替市場で円相場が28日正午過ぎに一時、1ドル124円30銭近辺をつけた。これは2002年12月以来およそ12年半ぶりの円安・ドル高水準。アメリカの景気の先行きに対する期待感からドルを買って円を売る動きが加速した。
この流れに加え、前日の欧米の株式市場が値を上げたことを受けて、東京株式市場で日経平均株価は前日比78円88銭高の2万551円46銭で取引を終えた。これで株価の上昇は10日連続となり、これは27年3か月ぶりの記録となる。東証1部の売買代金は概算で3兆2639億円。東証1部の売買高は概算で31億1908万株。