株主総会で説明求める声、相次ぐ 農薬混入
農薬混入事件が起きたアクリフーズの親会社「マルハニチロホールディングス」の臨時株主総会が30日に開かれ、株主からは事件の説明を求める声が相次いだ。
30日、都内で開かれた臨時株主総会には543人の株主が出席した。臨時株主総会では冒頭、久代敏男社長が「グループ内に悪質な犯罪行為に及ぶ人物の存在を許したことは痛恨の極みです。このたびは誠に申し訳ございませんでした」と農薬混入事件について謝罪した。
また、31日から第三者委員会を設置して再発防止策の構築に取り組むことなどを説明した。株主からは事件の経営への影響や、安全管理体制についての質問が相次いだ。