東芝株主総会 “不適切な会計処理”に批判
東芝は25日、株主総会を開催し、不適切な会計処理が発覚したことについて株主に対して説明している。株主からは、恥ずかしいことだなどといさめる声が聞かれた。
株主「株主に与えた打撃は大きいですよ」「これからちゃんと立て直しをして今回の問題を整理して、責任とる人がちゃんと責任とって(ほしい)」
25日の株主総会では、業績が報告できないという異例な事態になっている。これは、過去5年間で営業利益およそ550億円の下方修正が必要なほどの不適切な会計が発覚したことによるもの。原因や詳細については、弁護士などからなる第三者委員会の調査が来月まで続く見通しで、9月をめどに再度、臨時株主総会を開催する予定。
東芝では、今回の背景には高い売り上げ目標や会計のチェック機能が十分働いていなかったことがあるとみているが、どう再発を防ぐのか、納得のいく説明が求められる。