東芝不適切会計 1000億円超過剰計上か
東芝が過剰に計上していた営業利益の額が、これまでに判明していた約550億円から、1000億円超に拡大する可能性があることがわかった。
東芝は、不適切な会計処理について第三者委員会に調査を依頼しているが、これまでの調査で営業利益が1000億円を超えて過剰に計上されていた可能性があることがわかった。東芝は、これまでに2009年度から5年間のグループの営業利益について少なくとも550億円の下方修正が必要となる見通しを発表しているが、これが約2倍に拡大する見通し。
東芝はインフラ事業の他、半導体、テレビ、パソコン事業についても、弁護士や会計士をメンバーとする第三者委員会に調査を委ねており、結果は今月中に公表される予定。