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不適切会計処理 東芝が全執行役報酬を減額

2015年5月15日 21:20
不適切会計処理 東芝が全執行役報酬を減額

 不適切な会計処理が発覚した東芝の田中久雄社長が15日夜、東京・港区で会見し、今月から全執行役の報酬を減額することを明らかにした。田中社長は報酬を50%減額する予定。

 東芝はインフラ事業などで不適切な会計処理が発覚、今年3月からの調査で9件の事業で工事の原価総額を過少に見積もり、利益を大きく見せていたことが明らかになった。このため、2011年度から3年間の決算で営業利益が500億円余り下方修正される見込み。特に売り上げ達成目標の高い事業で会計の検証機能が働いていなかったことが明らかになっている。