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個性を武器に…各社が“新車”を相次ぎ発表

2014年8月25日 18:50
個性を武器に…各社が“新車”を相次ぎ発表

 消費税増税の影響で自動車販売の低迷が続く中、個性の強さを売りにした“新車”が25日、相次いで発表された。

 SUBARUを展開する富士重工業は、スポーツセダンの新型車「WRX S4」を25日から発売すると発表した。このシリーズでは初めて、前を走る車などの形や速度を認識し、衝突しそうになったら自動でブレーキが作動する独自の運転支援システムを搭載した。安全性を高めることで、より広い客層の支持を得たい考え。

 一方、トヨタは国内では10年前に販売が終了したものの、依然、海外では需要の高い大型四輪駆動自動車「ランドクルーザー70」を期間限定で再び発売すると発表した。発表会場では、往年のモデルの特別展示も行われ、多くのファンも訪れた。

 消費税増税の影響で国内の新車販売が低迷する中、自動車メーカー各社は個性を武器にした“新車”の投入で顧客の取り込みを図る狙い。