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ベネッセ情報流出 おわびに5百円分の金券

2014年9月10日 17:49
ベネッセ情報流出 おわびに5百円分の金券

 ベネッセホールディングス(HD)の顧客情報流出事件で、補償の対応について10日、会見が行われた。

 ベネッセHD・原田泳幸社長「大変ご迷惑ご心配をおかけしたことに対しまして、深くおわび申し上げます。弊社からのおわびの品につきましても、同時にご案内をさせていただきます。おわびの品として、500円分の金券を用意させていただきます」

 原田社長は情報が流出した顧客に対して、10月下旬までにおわびの手紙を送付した上で500円分の金券を用意することを明らかにした。原田社長は、以前の会見で200億円を謝罪の対応に充てる考えを示していたが、その具体策だという。

 今後の再発防止策としては、情報管理に責任を持つ役員を置き、データベースの管理を行う管理本部を設置するという。また、情報セキュリティー会社と合弁会社を設立し、データベースの保守や運用を一括管理し、グループ会社以外には委託しない考えも示した。