ベネッセHD 上場以来初の赤字転落
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通信教育大手・ベネッセホールディングスの2014年度の連結決算は、個人情報漏えい問題の影響で、株式を上場して以来、初めての赤字に転落した。
ベネッセの去年4月から今年3月までの連結決算は、最終損益が前の年の199億円の黒字から107億円の赤字に転落した。赤字転落は株式を上場して以来初めて。個人情報漏えい問題に伴って、セキュリティー対策費などで特別損失306億円を計上したことが要因。
また、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」など、通信教育の会員数は去年4月時点に比べて25%マイナスと大幅に減少したことなどから、国内教育事業の売り上げは5.8%の減収となった。
会員数の大幅減少の影響により、2016年3月期の業績も減収減益を予想している。