9月の月例経済報告 景気判断を下方修正
政府は9月の月例経済報告で景気の現状についての基調判断を、「景気はこのところ一部に弱さも見られるが緩やかな回復基調が続いている」として、先月から下向きに修正した。下方修正は今年4月以来、5か月ぶり。
その大きな理由としては個人消費を挙げており、「持ち直しの動きが続いているものの、このところ足踏みが見られる」として判断を下向きに修正した。天候の影響でエアコンの売り上げが伸びなかったことや、消費税の駆け込み需要の反動減で特に軽自動車の売り上げが伸び悩んだことなどを理由に挙げている。先行きについては、駆け込み需要の反動の長期化などに留意する必要があるとしている。