TPP日米事務レベル協議始まる
TPP(=環太平洋経済連携協定)をめぐる日米間の事務レベル協議が14日に都内で始まった。
協議は、農産品の重要5項目の関税やセーフガードの扱い、自動車部品の関税など難航している分野を中心に今週いっぱい行われる見通し。
TPP政府対策本部・大江首席交渉官代理「時間もだいぶせっぱ詰まっているので、できるだけ最後の政治決着に持っていけるようなところに近づけたい」
アメリカでは来年、大統領選挙が行われる予定で、政治日程を考えると、今のオバマ政権下でTPPを締結するためには春までには参加国全体で合意する必要があるとみられている。残されている時間は少なく、まずは焦点の日米間の合意が急がれている。