TPP“コメと車”閣僚レベルの政治決断に
今月末に行われるTPP(=環太平洋経済連携協定)の閣僚会合を前に、日本とアメリカの事務レベル協議が2日間の日程で行われた。焦点のコメの輸入枠と自動車の関税の扱いは閣僚レベルの政治決断に委ねられる事になった。
日米の事務レベル協議は9日から2日間行われ、残された課題であるコメの輸入枠や自動車や部品の関税の扱いについて調整が行われた。
大江首席交渉官代理「これだけ議論しても、まだ残っている問題なので、1日2日議論して解決つく事にはならないが、閣僚会合で全部決着しなければいけないと思っている」
日本とアメリカは、今月28日からハワイで行われるTPP閣僚会合の場で最終決着を図りたい考えで、今後もギリギリまで調整を行う方針。