日本の農林水産物・食品輸出、過去最高に
農林水産省は10日、去年1年間の日本の農林水産物と食品の輸出額が過去最高になったと発表した。
農水省の発表によると、去年1年間の農林水産物と食品の輸出額は前年比11.1%増の6117億円で、1955年に統計を始めて以来、過去最高になった。福島第一原発事故の影響で一時落ち込んだが、近年の和食ブームで日本の食品への海外での需要が高まったことなどが影響した。
農水省では、2020年までに輸出額を1兆円に増やす目標を掲げており、今後はアジアだけでなくヨーロッパ向けの輸出も増やして行く方針。