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今年度も“バター不足”農水省が追加輸入へ

2015年5月26日 12:59
今年度も“バター不足”農水省が追加輸入へ

 今年度もバターの生産量が足りなくなる見通しとなったことを踏まえ、農林水産省は追加輸入を行う方針。

 生乳生産者団体などで作られる「Jミルク」によると、今年度のバターの生産量は約6.5万トンとなり、需要を7100トン下回る見通しだという。エサ代や燃料費の高騰による酪農家戸数の減少で、生乳生産量は減り続けており、昨年末には家庭用バターが品薄になるなどの影響が出た。

 農水省はバターの安定供給を図るため追加輸入を行う方針で、生産者団体などと協議した上で今週中にも具体的な輸入の量などを明らかにするとしている。