スズキ、海外好調も増収減益
スズキの昨年度の連結決算は、増収減益となった。
スズキが発表した昨年4月から今年3月までの決算は、グループ全体の営業利益が前期に比べ4.4%減の1794億円、純利益は9.9%減の969億円となった。国内での販売の不調に加え、リコールの関連費用がかさみ、利益を押し下げた。
一方で、売上高は前期に比べ2.6%増の3兆155億円となった。インドでの四輪車の販売が好調で、海外の売上高が伸びた。
今年度の業績については、軽自動車税が増税される影響などで国内での販売は減少を見込んでいるが、インドなどアジアでの販売の増加を見込み、増収増益を予想している。