2月の月例経済報告 基調判断は据え置き
政府は今月の月例経済報告で、先月に引き続き景気の判断を据え置いた。
今月の月例経済報告では、景気の現状について「個人消費などに弱さが見られるが、緩やかな回復基調が続いている」としており、先月に引き続き、景気の判断を据え置いた。
「個人消費」については、去年12月の消費の動きがわずかに弱くなったものの、「底堅い動きとなっている」と判断を据え置いた。また、生産や設備投資についても判断を据え置いた。
一方、雇用情勢については、新規の求人数が増えていることなどから「改善傾向にある」と上向きに修正したほか、輸出も特にアメリカや中国向けについて「このところ、持ち直しの動きが見られる」と上向きに修正した。
ただ、全体としては個人消費に弱さが残ることから判断を据え置いた。