“大塚家具株”機関投資家の一部が大量売却
大塚家具の株を巡り、機関投資家の一部が大量の株を売却していたことがわかった。
大塚家具の株を売却していたのは、アメリカの投資ファンド「ブランデス・インベストメント・パートナーズ」。大量保有報告書によると、ブランデスは大塚家具の株式の一部を売却していて、今月3日までに株式保有割合は10.29%から4.63%に低下している。関係者は、大塚家具の株価が上昇している中、ブランデス社が利益確定のために大量に売却したものとみている。一方で、株主総会での議決権は去年の末に確定しているため、ブランデスは議決に参加できる。
大塚家具の経営を巡っては、今月27日の株主総会に向けて、父親である会長サイドと娘である社長サイド、どちらが多く株主の支持を得られるかを競っていて、機関投資家がどちらにつくのか注目されている。