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4月経済情勢 総括判断を据え置き~財務省

2015年4月22日 19:28
4月経済情勢 総括判断を据え置き~財務省

 財務省は4月の全国の経済情勢について、「回復の動きが続いている」として総括判断を据え置いた。

 財務省は全国11の財務局の報告を受けた4月の経済情勢の総括判断で「回復の動きが続いている」として、前回の判断を据え置いた。地域別では全国11地域のうち、新幹線開通に伴う経済効果が広がる北陸など5地域で判断を上方修正した。

 各地域からの報告によると、「生産」の分野では自動車について「メーカーによっては新型車の受注が好調との声があり、持ち直しの動きとなっている」としている。

 また、「個人消費」の分野では、百貨店で平均気温が高めに推移したことから冬物衣料はふるわなかったものの、春物衣料に動きが見られたほか、都市部では「訪日外国人による高額商品などの購入で売り上げが増加した」との声が聞かれるという。

 財務省は先行きについて「原油価格下落の影響や各種政策効果もあって、景気が回復していくことが期待される」としている。

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