２８日の東京株式市場で、日経平均株価は３営業日ぶりに値を上げ、終値は前日比７５円６３銭高の２万５８円９５銭。

　前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は下落したものの、日本の企業業績の拡大に対する期待の高まりや、円高が一服したことから、東京株式市場では買い注文が優勢となった。日銀の金融政策決定会合を３０日に控えて、追加緩和に期待する買い注文も入ったとみられる。ただ、２９日からゴールデンウイークとあって、利益を確定するための売り注文も出て、株価は一進一退を繰り返した。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆８６５８億円。売買高は、概算で２０億８７２１万株。