大塚家具 営業赤字11億円 騒動も影響
大塚家具の今年1月から3月までの決算は、経営権をめぐって親子が対立した“お家騒動”の影響もあり、営業赤字となった。
大塚家具の今年1月から3月までの決算は、売上高が前年同期比22.9%マイナスと大きく減少、本業のもうけを表す営業損益は11億円の赤字となった。去年の消費税増税による駆け込み需要の反動減があったことに加え、親子の対立による一連の騒動が客足を減少させたとみられている。
一方、同時に発表された今年4月の売上高は前年同月比17.5%減少したものの、約4割減と大きく落ち込んだ3月からは減少幅を縮小させている。
大塚家具は、先月中旬から始めている「おわびセール」などで今後、巻き返しを図りたいとしている。