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インドネシアがEPA守らず 是正要求へ

2015年5月26日 13:23

 日本とインドネシアが結んでいる経済連携協定(=EPA)をめぐり、宮沢経済産業相は26日、インドネシアが合意したものより高い関税を一部の自動車にかけ続けていることを明らかにした上で、是正を求める方針を示した。

 2008年に発効した日本とインドネシアのEPA協定でインドネシア側は、排気量1500ccから3000ccのSUVとミニバンの関税を段階的に引き下げ、2011年は45%、2012年から15年に20%、2016年からは5%とすることで合意していた。インドネシア側は2012年にいったん20%にしたものの、その後、別の品目の関税をかけ始め2013年には28.1%、2014年に25.3%、今も22.5%の関税をかけているという。

 日本側は再三、是正を求めてきたが、いまだに直っていないということで、宮沢経産相は改めて是正を求める考えを示した。