×

日本側「世界遺産委で歴史全体を説明」

2015年6月23日 21:48
日本側「世界遺産委で歴史全体を説明」

 長崎県の端島炭坑などを世界遺産に登録する問題をめぐり、日本と韓国による実務者協議が行われた。

 世界遺産への登録をめぐって韓国側は、「朝鮮人労働者が強制労働させられた歴史に目を背けている」などと主張していた。日本側は、ドイツで行われる世界遺産委員会の場で、朝鮮半島の人々が働かされた戦時中を含め、歴史全体について説明するとの考えを示した。引き続き協議を続けていくという。

 この問題をめぐっては、先の日韓外相会談で、両国がそれぞれ推薦しているものがともに登録されるよう協力することで一致していた。