日経平均193円高 終値2万522円
2日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。終値は前日比193円18銭高の2万522円50銭。
ギリシャとEU(=ヨーロッパ連合)の債務問題をめぐる交渉が継続するとの期待から、前日の欧米の株式市場は値を上げた。この流れを引き継ぎ、日本でも取引開始直後から買い注文が先行した。また、外国為替市場で円安・ドル高が進んだことから輸出関連企業を中心に幅広い銘柄が買われた。株価は一時、2万600円台まで上昇したが、アメリカの雇用統計の発表やギリシャの国民投票といった重要な節目を前に利益を確定するための売り注文も出た。
東証1部の売買代金は、概算で2兆4851億円。売買高は、概算で22億3853万株。