川内原発再稼働 経済3団体は「歓迎」
川内原発の再稼働を受けた経済界の反応は以下の通り。
企業経営者らをメンバーとする経済同友会の小林代表幹事は「新基準に適合した原発の第1号だ」として、川内原発の再稼働を評価した。その上で、「東日本大震災後の原発停止は経済活動に深刻な影響を与えている」として、今回、2年以上かかった審査について効率化を求めた。
また、全国の中小企業約130万社を会員とする日本商工会議所の三村会頭も再稼働を歓迎した上で、東日本大震災以後の電力コストの上昇が中小企業の経営の大きな足かせとなっていることを訴え、電気料金を出来るだけ早期に震災前の水準に戻してほしいと求めた。
経団連の榊原会長も「歓迎する」とのコメントを出し、原子力は経済性の観点からだけではなく、温暖化対策としても重要なエネルギーであることを強調し、他の原発の再稼働についても期待を示した。