通信大手のＫＤＤＩが、インターネット通販に本格的に参入する。

　ＫＤＤＩが展開する「ａｕ　ＷＡＬＬＥＴ　Ｍａｒｋｅｔ」は、店舗とインターネットを活用して食品など様々な分野の商品を販売するサービス。

　ａｕの店舗で、専用のタブレット端末を使って購入したい商品を注文すると、自宅や店舗で商品を受け取ることができる。また、スマートフォンからウェブサイトに接続すると、直接注文することもできる。店舗では約４００種類、スマホでは約７００種類の商品を販売する。

　ＫＤＤＩは今後、通信事業だけで急速な成長は見込めないことから、将来的にも伸びるとみられる通販の分野を強化し、収益の柱の１つにしたい考え。

　このサービスは２５日から開始するが、店舗での展開は新宿など４店舗から開始し、今年１２月には全国の店舗に拡大する予定。