シーテック 注目は「人工知能」活用の家電
先端技術の見本市「シーテック」が千葉市の幕張メッセで行われているが、今年は人工知能を使った家電が注目されている。
シャープの音声対話対応冷蔵庫は、食品を入れる時に「ヨーグルト、覚えてね」などと音声で認識させれば、賞味期限が近づいた時に知らせてくれる。賞味期限切れで捨てる食品が多いという悩みを解決するために開発された。1600種類以上の食品に対応している。
また、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの「全自動洗濯物折り畳み機」は、衣類をつかんで広げた時に、シャツ、タオル、ズボンなど形を見分けて、自動で畳む。内蔵された機械は企業秘密で非公開。
人工知能の活用は、労働力不足や高齢化が進む中、今後一層、広がりそうだ。