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政府と企業が議論 「官民対話」初会合

2015年10月16日 14:39
政府と企業が議論 「官民対話」初会合

 政府は16日、企業にさらなる投資を促すため政府と企業の経営者らで課題を議論する「官民対話」の初会合を開いた。

 安倍首相「今こそですね、企業が設備、技術、人材に対し、積極果敢に投資をしていくべき時であると思います」

 16日、官邸で開かれた「未来投資に向けた官民対話」の初会合には政府側から安倍首相ら、経営側から経団連の榊原会長らが出席した。会議では政府側から企業の収益が増える中、なぜ投資が進まないのか疑問が投げかけられた。

 これに対して大企業側からは法人税率の早期の引き下げや、規制改革のさらなる促進が必要との意見が出された。また、中小企業側からは人手不足の解消や、大企業に比べて利益が出にくい体質を変えていく必要があることなどが指摘された。

 今後は月に1回程度のペースで会議を開き、投資を促す環境づくりについて議論していく方針。