シャープ年末商戦へ“4Kテレビ”生産倍増
経営再建中のシャープは液晶テレビの組立工場をメディアに初めて公開し、4Kテレビの生産を倍増していることを明らかにした。
シャープは、栃木県矢板市の液晶テレビの工場で、年末商戦に向けて高画質な4Kテレビの生産を2倍に増やしている。テレビ事業で、昨年度から赤字が続いていたが、7月から3か月間の決算では黒字転換し、4Kテレビ市場で8月にはシェア約30%を獲得し、首位にたったとみられている。
シャープ・小谷健一執行役員「ご迷惑をかけることもございましたが、今後とも引き続きこの栃木事業所において、開発・生産をして参りたいと思います」
シャープの小谷執行役員は、今後も矢板工場は最先端の開発、生産を行うマザー工場として続けていくと強調した。
シャープは全社員に液晶テレビなど自社の家電製品の購入を呼びかけていて、経営再建に向けた取り組みが続いている。