再生可能エネ買い取り制度見直し案
再生可能エネルギーの買い取り制度について検討している経済産業省の審議会は15日、制度の見直し案をまとめた。
再生可能エネルギーで発電した電力は、現在、一定の価格で全て買い取られることになっている。しかし、買い取りのコストは消費者の負担として電気料金に上乗せして回収されるため、発電事業者はコストを下げる努力を迫られずにすむといった問題があった。
15日、審議会がまとめた見直し案では、大規模な太陽光発電については入札制度を導入することや、風力、地熱、水力、バイオマス発電についても、長期的にコストを下げさせることなどが盛り込まれた。
経済産業省は、来年の通常国会で法律を改正し、再来年度にも新しい制度をスタートさせる方針。