安倍首相 来年1月4日通常国会召集の方針
安倍首相は16日午後、訪問先のトルコで同行記者団と懇談し、野党側が求めている臨時国会の召集を見送り、来年の通常国会を1月召集になってからは最も早い1月4日に召集する方針を明らかにした。
安倍首相は野党側が求めている臨時国会の召集について、「外交日程や来年度の税制改正と予算編成、補正予算の編成作業を考えれば、年内の国会召集は事実上、困難と判断せざるを得ない」と述べ、見送る方針を明らかにした。その代わりに来年の通常国会は1月4日に召集する考えを示した。これは、通常国会が1月召集になってから最も早い召集となる。
また、「機動的な対応を行うことで景気をしっかりと下支えしていくことが必要だ」などと述べ、一連の外国訪問から帰国後、速やかに補正予算案の編成を指示する考えを示した。