日経平均108円高 終値1万8982円
29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比108円88銭高の1万8982円23銭だった。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が下落したことや、先週、値を上げていた原油価格が再び下落に転じたことを受け、29日朝の東京株式市場でも日経平均株価は値を下げて取引を開始した。
しかし、その後、中国・上海株式市場などアジア株が総じて値を上げていたことから投資家の心理が改善し、買い注文が優勢となった。
また、例年、年末に株価が高くなる傾向があることから、そのことを期待した買い注文も入った。ただ、年末で目立った判断材料もないため、取引は低調だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆7689億円。売買高は概算で15億7873万株。