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10年物国債利回り 過去最低を更新

2016年1月14日 18:59

 銀行などが金利を決める際の目安となる10年物国債の利回りが、過去最低を更新した。

 14日の東京債券市場で、10年物国債の利回りは一時、0.190%まで低下し、過去最低を更新した。中国経済の減速などで、原油価格の下落が止まらず、世界経済への不透明感が広がっているため、比較的安全な資産である日本国債を買う動きが強まった。

 10年物国債の金利は他の金利にも影響を及ぼすため、銀行の住宅ローンの金利などが今後、引き下がる可能性もある。