ANAホールディングス 新社長に芝田浩二専務 口癖は「大丈夫だよ」
ANAホールディングスは、片野坂真哉社長が会長に退き、芝田浩二専務が新たな社長に就任する人事を発表しました。アフターコロナに向けた経営戦略を実行に移していく方針です。
ANAホールディングスの片野坂社長は会見で、この2年はコロナ禍で需要が消失する中、航空機の売却や路線の休止などを行い、「いったん小さな会社になって、雇用を維持しながら生き残ることに没頭した」と振り返りました。
その上で、今月発表した決算では8四半期ぶりの営業黒字を実現し、「社員も努力の成果に自信を持つことができた」と述べました。
経営の新陳代謝のため4月1日付で社長を退きます。
ANAホールディングス・片野坂真哉社長「今回のコロナ終わっていないんですけれども、確実に我々は22年度黒字化を実現していけるとこういう判断をしました」
また、芝田次期社長については―。
ANAホールディングス・片野坂真哉社長「大丈夫だよというのが口癖で、それがあの根拠レスだと困るんですが、二、三のデータや根拠を持ってきていけますよと」
芝田次期社長は、アバターなどを活用した非航空事業の領域も拡大しながら、来年度の黒字化に全力を尽くすとしています。