テレビ朝日社長が辞任 会社経費の“私的使用”など
テレビ朝日の亀山慶二代表取締役社長が10日の取締役会で辞任しました。経費の私的使用などが確認されたという事です。
テレビ朝日によりますと亀山氏は出張の際、業務との関連が認められないにもかかわらず会食やゴルフなどの費用を経費として精算していました。
また、合理的な理由もなくスポーツ局内の報告会にスポーツ局長を参加させず、指揮命令系統の混乱を招くなどしたということです。
社内の検証委員会から指摘を受け亀山氏は事実を認め、辞任を申し出たという事です。
テレビ朝日は「視聴者や株主の皆様などの信頼に反することとなり心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。
テレビ朝日をめぐっては去年、スポーツ局の社員ら10人が緊急事態宣言中にもかかわらず、飲酒を伴う宴席を開き、1人がケガをするなど不祥事が相次いでいました。