急激な円高・ドル安“為替介入”も~財務相
このところ急激な円高・ドル安が進んでいることについて麻生財務相は、為替介入も辞さない構えを示した。
麻生財務相「2日間で5円(の円高)というのは明らかに一方的に偏った投機的な動きがみられているので、極めて憂慮しています。必要に応じて対応します」
麻生財務相は、今後の市場動向を見極めた上で必要なら為替介入も辞さない構えを示した。外国為替市場では、日銀が金融政策の現状維持を決めて以降、急激な円高が進み、円相場は1ドル=106円台をつけた。
また、アメリカ財務省が為替政策の監視対象リストに、日本などを指定したことについては、「われわれの対応が制限されるものでは全くない」と述べた。