×

一時1ドル=99円台 英EU離脱優勢受け

2016年6月24日 12:50
一時1ドル=99円台 英EU離脱優勢受け

 イギリスでEU離脱派が優勢になっていることを受けて円相場が一時1ドル=100円を割り込み、99円台をつけた。

 イギリスの国民投票は日本時間24日午前6時に投票が締め切られ、最初にSKYニュースが残留派リードという独自の調査結果を発表した。

 これを受けて外国為替市場ではポンドやドルが買われ、円を売る動きが加速し、円相場は一時、1ポンド=160円台、1ドル=106円台後半まで円安が進んだ。

 しかし、日本時間の午前8時すぎに5か所の開票結果で一転して離脱派が優勢と伝わると一気に、ポンドを売って円を買う動きに変わり1ポンド=147円台まで円高が進んだ。ドルも売られ1ドル=103円近辺をつける場面もあった。

 その後、正午前には一時1ドル=100円を割り込み99円台をつけた。順次発表される開票結果次第で市場が一喜一憂する情勢は続きそうだ。