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三菱自株主総会で会長謝罪 株主から怒りも

2016年6月24日 13:12
三菱自株主総会で会長謝罪 株主から怒りも

 燃費の偽装問題が発覚した三菱自動車工業の株主総会が24日に開かれ、度重なる不祥事に総会では開始から20分近くおわびと説明が続いた。

 株式総会ではまず、益子会長が偽装問題について謝罪すると役員全員が立ち上がり頭を下げた。

 益子会長「私どもは大変申し訳なく思っております。役員一同、心より深くおわび申しあげます」

 総会の冒頭ではまず、偽装問題の経緯や再発防止策、顧客への補償についての説明が行われた。日産自動車の事実上の傘下に入ることが決まっている三菱自動車は24日の総会で、日産から新しい副社長を迎えるなど経営陣の刷新を提案した。

 しかし、これまで何度も期待を裏切られているだけに、株主からは怒りの声が相次いだ。

 株主「悪いことしすぎる。でたらめだからね。初めてじゃないでしょ、何回もね。ちょっとひどすぎるよね」「一体どうして取締役とかが、そういうのをもっと早く発見できないのか」

 株主からの質問では、不正の調査についてや企業体質について自浄作用がうまく機能していないのではないかなど、厳しい質問が出た。