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顧客データ6400件分消失か 東電子会社

2016年6月28日 12:12
顧客データ6400件分消失か 東電子会社

 東京電力の子会社が、電力自由化で新しい電力会社に切り替えた顧客のデータ最大約6400件を消失した可能性があることが分かった。

 東京電力の子会社「東京電力パワーグリッド」によると、消失した可能性があるのは、電力小売りの自由化にともない小売り事業者と新たに契約した顧客などの電力使用量のデータ。今年4月と5月分のデータ、最大6400件を消失した可能性があるという。システムの不具合が原因とみられる。

 小売り事業者はパワーグリッド側から使用量に応じた料金に関する情報を受け取り顧客に請求するが、今回のトラブルで正しい料金を請求できない見通し。

 東電パワーグリッド側は今後、窓口を設けて顧客に対応する方針。

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