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テロ受け 日本企業、現地従業員に注意喚起

2016年7月3日 13:48

 バングラデシュは高い経済成長率と安い労働賃金などから、日本企業240社程度が進出している。テロを受けて、日本企業も現地の従業員に注意を促している。

 清水建設はバングラデシュで橋の建設などを行っていて、現地に17人の従業員がいる。全員無事で自宅待機を命じているという。

 ファーストリテイリングは、バングラデシュで「グラミンユニクロ」の9店舗を展開している。日本人10人を含む従業員100人の無事を確認した。事件後、ダッカにある一店舗の営業を停止していたが、周辺の状況が戻ってきたということで現地時間2日午後2時には営業を再開した。

 丸紅でも火力発電所の建設を受注していて、現地にいる従業員9人は無事だという。