バングラ進出の日本企業 安全対策を強化
バングラデシュでのテロを受けて、現地に進出している日本企業も安全対策を強化している。
バングラデシュには、高い経済成長率と安い労働力を背景に日本企業約240社が進出している。そのうち、現地で「グラミンユニクロ」を9店舗展開しているファーストリテイリングは、日本人従業員10人に自宅待機を命じ、今月中は日本からの不要不急の出張はとりやめるよう指示する方針。首都ダッカに事務所を置く東芝も、10日までバングラデシュへの出張を禁止した。
現地で幹線道路の橋の工事を共同で行っている大手ゼネコンの大林組と清水建設も、計31人の日本人従業員に自宅待機を指示した。