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ホンダとソフトバンク AI分野で共同研究

2016年7月21日 18:22

 ホンダとソフトバンクがAI(=人工知能)の分野で共同研究をすすめると発表した。

 ホンダとソフトバンクは今年の9月をめどに東京・赤坂に開発拠点を設置し、AI分野での共同開発を行う。自動車やバイクなどの乗り物に感情などを読み取れるAIを搭載し、運転する人と乗り物との対話を可能にする。そうすることで、運転する人の乗り物への愛着が増したり、乗り物がその人のクセなどを認識したりすることで安全運転にもつながるとしている。

 両社は、ソフトバンクの子会社が開発したヒト型ロボット・ペッパーの人の感情などを読み取り、自分の感情を作り出す「感情エンジン」というAI技術と、ホンダが持つセンサーやカメラなどで情報を読み取る技術を組み合わせ、新たな乗り物を開発したいとしている。