日経平均 一時下げ幅250円超もプラスに
1日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。終値は先週末比66円50銭高の1万6635円77銭。
朝方は円高が進んだため、輸出関連企業の採算悪化への警戒感が広がり、大きく値を下げて取引が始まった。下げ幅は一時、250円を超える場面もあった。しかし、その後は円相場が円安方向に傾いたため、株価も持ち直し、プラスに転じた。また、先週末に日銀がETF(=上場投資信託)の買い入れ増額を決めたことで銀行株などが買われ、株価を支えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆4867億円、売買高は概算で24億409万株。