日経平均184円高 世界的株高で円安好感
12日の東京株式市場で、日経平均株価は値を上げた。終値は前営業日比184円80銭高の1万6919円92銭。
原油の先物相場の上昇などを受け、アメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が史上最高値を更新したほか、ヨーロッパでもドイツ株式指数が年初来高値を更新するなど、11日の株式相場は世界的に株高となった。
12日の東京株式市場もこの流れを受け、ほぼ全面高の展開だった。また、世界的な株価の上昇を受けて、外国為替市場では比較的安全な資産とされる円を売る動きがみられ、円安傾向になっている。このことも株価を押し上げた。
ただ、12日は祝日と週末の間で盆休みをとっている投資家も多いため、売買は低調で大きな値動きにはならなかった。
東証1部の売買代金は概算で2兆1364億円、売買高は概算で17億7292万株。