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4~6月GDP2期連続プラス 0.2%増

2016年8月15日 10:29
4~6月GDP2期連続プラス 0.2%増

 今年4月から6月の実質GDP(=国内総生産)の成長率は、年率でプラス0.2%となった。プラス成長は2期連続。

 今年4月から6月のGDP成長率は、実質で前の3か月と比べて0.048%のプラス、年率に換算すると0.2%のプラスだった。2期連続でプラスとなったものの伸びは鈍化している。

 項目別では、民間の住宅投資が住宅ローンの金利低下を背景にプラス5.0%と全体の数字に大きく貢献した。また自動車やテレビなどの販売が増え、個人消費はプラス0.2%となった。

 一方、企業の設備投資が減ったほか、世界経済の減速を受けヨーロッパやアメリカ向けの鉄鋼製品など輸出が落ち込んだことがGDPを押し下げる要因となった。

 今後は設備投資や輸出などの回復がGDPの伸びの課題となる。

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