シー・シェパード“妨害行為行わず”で合意
南極海で調査捕鯨を実施している日本鯨類研究所は、反捕鯨団体シー・シェパードと、妨害行為を行わないことで合意したと発表した。
日本の調査捕鯨に対するシー・シェパードの妨害行為を受け鯨類研究所は、シー・シェパードの本部があるアメリカ・ワシントン州の連邦地方裁判所に妨害活動の禁止などを求め提訴していた。これについて鯨類研究所は23日、シー・シェパードなどと調停で合意していたことを明らかにした。
合意では、シー・シェパードによる攻撃が永久に禁止されるほか公海上で調査船に近づくことが禁止された。ただ今回は、アメリカでの裁判のため、オーストラリアなどアメリカ以外の団体の妨害は禁止できないという。