みずほとSB 個人向け融資の新会社設立へ
IT技術を金融事業に応用するフィンテックが広がる中、みずほ銀行とソフトバンクは15日、ビッグデータを活用して個人向け融資を行う新会社を合同で設立すると発表した。
ソフトバンクグループ・孫正義社長「(従来のように)台帳に頼って人間が鉛筆なめなめ金利は交渉してみてから決めるみたいな、そういう古いやり方ではなくて、全く異次元のビジネスモデル」
みずほフィナンシャルグループ・佐藤康博社長「(これまで)借り入れが難しかった方々をビッグデータとAIで広げることによって、そこに夢を実現していくための借り入れをしていただこうと」
みずほ銀行とソフトバンクは11月に新会社を設立し、来年前半から、ビッグデータと人工知能を活用した個人向けの融資を始める予定。融資の担保を持たない若者でも、ビッグデータで将来稼げる能力などをはじき出すことで、融資の限度額が増えたり、低い金利で借りられたりするケースが増えるという。
新会社は店舗を持たず、融資はスマートフォンで受け付け、30分程度で貸し出すことを目指す。若者に留学や夢の実現に向けた資金が貸し出せるようなビジネスモデルを目指すという。