円高進む…財務省・金融庁・日銀が臨時会合
外国為替市場で急速に円高が進んだことを受け、財務省、金融庁、日本銀行は、祝日の22日、臨時の会合を開いた。
22日の会合は、日銀の金融政策決定会合や、アメリカのFRB(=連邦準備制度理事会)の利上げ見送りを受け、為替相場が1ドル=100円台前半まで急速に円高が進んだことから、臨時で開かれた。
会合で3者は、今後も市場の動きを注視することなどを確認した。また、財務省の浅川財務官は会合終了後、為替相場の動きについて「とても憂慮している」と述べたうえで、「投機的な動きが今後も継続するなら、必要な対応を取らざるを得ない」と語り、急激な円高の動きをけん制した。