三菱自動車が、Ｊリーグ・浦和レッズの株式を一部売却する方向で最終調整に入っていることがわかった。「浦和レッズ」のクラブ名は残す方向。

　これは、燃費偽装問題をうけ、三菱自動車が今月中にも、横浜Ｆ・マリノスの筆頭株主である日産自動車の事実上の傘下に入るため。

　Ｊリーグの規約では、一つの企業が複数のクラブの株式を大量に保有し影響力を持つことを禁止していて、今のままでは日産自動車がこれに抵触する恐れがある。

　三菱自動車は、三菱重工業などと株式売却の調整を進めているが、「浦和レッズ」のクラブ名は残す方向。