GDP年率2.2%増 円相場107円台に
今年7月から9月の経済成長率は3期連続のプラスとなった。
今年7月から9月の実質GDP成長率は、年率に換算すると2.2%のプラスだった。
景気回復の鍵を握る個人消費は夏場の天候不順などもありプラス0.1%とほぼ横ばいだった。しかし新型スマートフォンの部品の出荷が増え、アジア向けの輸出が回復したことなどが、全体の数字に貢献した。
一方、東京株式市場の日経平均株価はGDPの数字が市場の予想を上回ったことに加え、アメリカの次期大統領トランプ氏への政策期待から大きく値を上げた。外国為替市場ではドル高が進んでおり、円相場は約4か月ぶりに1ドル=107円台をつけた。