経済同友会 創立70周年の記念祝典
経済同友会は創立70周年の記念式典を開き、今後、世界的な課題の解決や日本経済の成長に向けて、若者や地方の人と議論する場を「テラス」と名づけ、広げていくと発表した。
経済同友会は、企業経営者らをメンバーとする経済団体で、政府の経済政策を議論、決定する会議にも多く、メンバーが参加している。
創立から70周年を迎え、小林喜光代表幹事は経済同友会は「世界に貢献し続ける経済団体を目指す」と抱負を語った。企業は利益を追うことだけでなく、社会のためになることを考える時代が来ているとして、経営者が若者や地方自治体などと議論する場を「テラス」と名づけて積極的に設ける予定。
経営者の知識や考えを直接、若者に伝えたり、若者などから吸い上げた意見を、社会変革への提言に生かし、実践につなげていきたい考え。