税収減で…7年ぶりに赤字国債追加発行へ
政府は、今年度の税収見込みが当初より1兆9000億円程度少なくなり、赤字国債を追加発行することで検討に入った。
財務省は今年度の税収見込みについて、57兆6000億円ほどになると見込んでいたが、円高による企業収益の落ち込みで法人税収が減り、全体で1兆9000億円ほど引き下げる方向で調整している。
こうしたことから政府は、今月中に編成する第三次補正予算案で税収の不足分を補うために赤字国債を追加発行することで検討に入った。
年度の途中に赤字国債を追加発行するのはリーマンショック以来7年ぶりとなる。